6月4日は虫歯予防デー、歯と口の健康週間です。
歯の健康には歯磨きとデンタルフロスがかかせませんが、
デンタルフロスや糸ようじが切れてしまった!
ということはありませんか?
デンタルフロスが切れる主な原因と、
フロスが切れて歯に引っかかり、詰まって
取れなくなった場合の対処法をお伝えします。
フロスが切れたり引っかかって詰まる原因とは
歯科治療後に、その部分だけそれまで使っていた
デンタルフロスが入らなくなったり詰まって切れる場合は、
新しい金属の被せ物と隣の歯のコンタクトをきつめに
合わせてあるからかもしれません。
治療後すぐはフロスが入りにくく、やりにくいのですが
時間が経つとまた通るようになることもあります。
無理にフロスをして詰め物を外してしまわないよう、
力の入れすぎには十分注意してください。
しばらく経ってもフロスが切れてしまうようなら、
引っかかっている部分があるかもしれないので
治療した歯科で相談してみてください。
被せ物など、治療したわけでもないのに
フロスや糸ようじ切れる場合は、もしかしたら虫歯かも!
虫歯で歯に欠けた部分あり、そのせいでフロスが
切れてしまうのかもしれません。
なるべく早く、歯科でみてもらいましょう。
フロスが切れて取れなくなってしまったら
デンタルフロスや糸ようじの切れないはずの糸が
切れてしまったら、焦りますよね。
糸状のフロスであれば、切れても端を引っ張れば
抜けることが多いのですが、変なふうにちぎれて
取れなくなってしまうことが稀にあります。
歯ブラシで掻き出せることもあれば、
新しいフロスでうまく絡め取れることもありますが、
どうしても取れないときは歯科に行く前に
歯間ブラシを試してみてください。
歯間ブラシにはI字型とL字型がありますが、
L字型の歯間ブラシだと、前歯にも奥歯にも
使いやすいです。
フロスが切れるのは虫歯や歯石のサインかも
デンタルフロスの習慣があると、それまで普通にできた
フロスが切れることで、まだ自覚症状がない虫歯に
気づくことができるのは、大きなメリットです。
虫歯にはなっていなくても、フロスが切れるほど
硬い歯石ができてしまっているのかもしれません。
また、あまりにフロスが切れる場合は
フロスのやり方か、フロスが悪い(安物)という
ことも考えられますので、フロスの方法を見直して
質の良いデンタルフロスに買い換えましょう。
まとめ
いつも同じ場所でデンタルフロスが切れるのは、
詰め物や被せ物に不具合があるか、歯石があるか、
もしかしたら虫歯が原因かもしれません。
おかしいな、と思ったら放置せず、
歯科で歯の状態をチェックしてもらいましょう。
歯磨きだけでは取れない歯と歯の間の歯垢を
綺麗にするために欠かせないアイテムです。
気持ちよいフロス習慣を続けられるよう、
疑問は早めに解消してくださいね。