中学3年生の娘の歯列矯正、インビザラインの経過記録ブログ3回目です。
2週間おきのアライナー交換時に写真付きでブログを更新しようと思っていますが、
インビザラインのアライナーを作成する
3Dアニメーション「クリンチェック」
光学スキャナー「アイテロ」
の動画を見つけたのでシェアしますね。
”百聞は一見に如かず”
って本当にその通りなので、ぜひご覧ください。
インビザラインはこうして作られる!
今日ご紹介する動画のタイトルは、
How dose Invisalign work
です。そのまんま日本語に訳すと、
「インビザラインはどのように働くの?」ですが
workという英語には「働く・仕事」以外にも「機能する」とか「効果がある」という意味があります。
例えば、機械が壊れたら「これworkしないんだけど」と言ったり、そんなニュアンスなので、この動画も機能や効果についての説明になります。
デジタルスキャン、コンピューターで計算されたアライナーの設計、自動化されたファクトリー、とにかくハイテクさが半端なくて、歯科治療ってこんなに変わったの!と驚きますよ。
英語の動画ですが、流れは十分わかります。
インビザラインの主な利点は3つ
・取り外しができる
・ほとんど目立たない
です。もうちょっと詳しくいうと、
着け心地が良い、は
痛みはあるのですが、一つのアライナーで0.25mmと少しづつ動かしていくので装着してしばらく経つとほとんど痛みを感じなくなることや、スポーツの際も比較的安全なこと。
取り外しができる、は
食事中は外せるので食べ物がワイヤーに挟まるなどの心配がないことと、
(娘によると固いものを食べると痛いし、クッキーやポテトチップスなどはアタッチメントにくっつくので、なんでも食べられるわけではないそうです)
(追記:その後、装着に慣れてからはなんでも食べられるようになりました!りんごもバリバリ食べています!)
歯磨きが簡単であること。
(外せる時間が1日2時間以内なので食後すぐ歯を磨いて再装着する必要があるし、人前で取り外すのはちょっとはばかられるし、好きな時に好きなようにおやつ、スナックを食べていた人にはかなり辛いですが、金属ワイヤーの歯磨きは大変そうですよね)
ほとんど目立たない、は
もう言葉の通りで、本当に矯正しているように見えません。
この「矯正しているのが目立たない」のは、インビザラインの一番の利点ですね。
装着当初は喋りにくい(滑舌が悪い)と気にしていましたが、今は一緒に話したり笑ったりしても、ほとんど違和感を感じないです。
友達の目が気になる年頃の中高生、人前で話すお仕事の大人には「矯正器具が目立たない」というメリットはやはりとっても大きいですよね!
動画の最後では、インビザラインは
・convenience(コンビニエンス 便利)
・flexibility(フレキシビリティ 柔軟性がある)
・discreetness(ディスクリートネス 控えめ)
だとまとめています。
インビザライン製作に用いる光学スキャンニング「iTero」
インビザラインの技術は日々、進歩しています。
アメリカのアライン・テクノロジー社がインビザラインを開発したのが1997年。
その2年後にアメリカで発売が始まり、世界中に広まりました。
wikiによると2016年9月の時点で、400万人がインビザラインによる治療を受けているということです。
上の動画のバーチャル3Dモデル、歯が動く動画(アニメーション)の機械をクリンチェック(Clincheck)といい、これも次々バージョンアップされているのですが、さらにすごいのが、アイテロ(iTero)という3Dの口腔内スキャナ―です。
先の動画にもちょっと登場していましたが、インビザライン製作に用いる光学スキャンニング「iTero」の動画がこちらです。
iTero® Element™ Orthodontic Patient Video
歯列矯正、英語では Orthodontic(オーソドンティック)
と言います。
歯科矯正医は orthodontic specialist です。
歯医者さんで型を取るのって、ピンクの粘土みたいなのをずっと噛まなくちゃいけなくて、大変ですよね。
痛いわけではないので私は型をとるのは大丈夫ですが、歯科矯正の動画を色々見ていたら、歯科の型どりが大嫌い、うぇっと吐きそうになる、という人は人種を問わず多いんだなぁと思いました。
アイテロも様々な方向からカシャンカシャンとスキャンしていく必要があるので、それなりに時間はかかりましたが、従来の型どりに比べるとずっと楽。
スキャンで正確な型が取れて、それをそのまま3Dプリントできるなんて、すごく便利な技術ですよね。
インビザラインの欠点とデメリット
インビザラインの宣伝(?)のための動画なので、今回はいいことばかりお話ししましたが、
・従来の矯正より費用が高い
・時間がかかる
・全ての症例に適応できない
など、インビザラインにもデメリットといえる点もあります。
娘の場合は、インビザラインならもしかしたら抜歯しないでいけるかもしれない、でも抜歯してワイヤーでやり直す可能性もある、という前提でのチャレンジなんです。
症状は一人一人違うものなので、歯列矯正を始めるときは複数の矯正歯科で相談すると良いと思います。
私もこうしてブログを書いて改めて調べてみて、もっと色々まわって見ても良かったかも…とちょっと思っていますーーー。
*インビザライン関連記事 こちら にまとめました