一年を通して人気がある松ぼっくり工作。
松ぼっくりは秋のイメージなので
ハロウィン飾りに、またクリスマスリースや
オーナメントなどクリスマス飾りにも
よく使われますし、
「松」はおめでたいので、紅白に塗って
お正月飾りにしても素敵ですよね。
松ぼっくりに色を塗る前の下処理として
殺菌消毒、洗浄を兼ねて「漂白」する方法、
松ぼっくりの漂白の仕方をご紹介します。
松ぼっくり工作の下処理(色抜き)
そのままの松ぼっくりもナチュラル感があって
可愛いですが、カラーリングすると
オレンジならハロウィン
赤と緑ならクリスマス
紅白や金銀ならお正月
と様々な用途に使いやすくなります。
松ぼっくりに直接カラースプレーで
染色する方法もありますが、一度
脱色して「白い松ぼっくり」にするのも
可愛いですよ!
白い松ぼっくりはカラースプレーなし
でも縁をちょっと絵の具で色付け
するだけでも綺麗でおすすめです。
松ぼっくりは家庭の漂白剤(ブリーチ)
を使って簡単に漂白することができます。
松ぼっくりの脱色の仕方
では、漂白剤(ブリーチ)で
松ぼっくりを漂白する方法を紹介します。
【用意するもの】
・塩素系漂白剤(ブリーチ)
・大きな瓶など松ぼっくりを浸す容器
【松ぼっくりの脱色の仕方】
松ぼっくりは、筆などで汚れを
落としておきましょう。
脱色したい松ぼっくりを瓶に入れます。
松ぼっくりの75%くらいの高さまで
漂白剤の原液を注ぎます。
このくらいの高さまで漂白剤を
注いで下さい。
松ぼっくりが浸るまで水を足します。
このまま一晩(12時間)放置します。
(瓶の蓋はしてくださいね)
時間になったら漂白剤を捨て、
松ぼっくりを取り出します。
すっかり「かさ」が閉じています。
色も白くないようですがーー
時間とともにこのように白くなり
さらに時間が経つと開きます。
これで完成です!
松ぼっくりを漂白するときの濃度は?
松ぼっくりを漂白剤する時、原液を使って
しまうと松ぼっくりが傷んでボロボロになる
ことがあります。
松ぼっくりを漂白剤の原液につけるやり方、
漂白剤より水を多くするやり方もあります。
今回使用した松ぼっくりは拾ってきたもので
あまり状態がよくなかったため、漂白剤に
少し水を加えました。
漂白剤の濃度は松ぼっくりの状態をみて
調節すると良いと思います。
白く漂白した松ぼっくりはこれだけでも
クリスマスリースやツリーのオーナメントに
可愛いですが、クリスマス飾りの売り場
(大きな100円均にもあるかも)
にある「スノースプレー」という粉雪に見える
スプレーでデコレーションすると素敵です。
松ぼっくりの色つけにはラッカースプレーや
アクリル絵の具を使いますが、白く漂白
しておけば、ラメ入りのマニキュアを塗るだけ
でも十分可愛くなりますよ。
まとめ
松ぼっくりは家庭用の漂白剤で簡単に
ブリーチすることができます。
白い松ぼっくりは清潔感があり、ハロウィンや
クリスマス、お正月の工作にぴったりです。
大きなもの、小さなもの、細長いものなど
色々な種類の松ぼっくりを使っても
お洒落な仕上がりになります。
漂白液は何度か使い回しできます。
まっしろ松ぼっくりをたくさん作って、
楽しく工作してみてください。