年賀状だけのお付き合い、年賀状で
年に一度ご挨拶している、という場合、
パソコンに保存してある住所で一括印刷、
ポストに投函してやれやれと思ってから、
「しまった、あの人住所が変わったんだ!」
「名前間違えてた!」
「喪中ハガキが届いてる〜!」
ということってありませんか?
元旦から相手に嫌な思いをさせないためにも
うわぁ、さっきポストに入れたハガキ、
なんとかして取り戻したい!ですよね。
間違えてポストに投函してしまった年賀状を
止める・回収する方法についてお伝えします。
年賀状間違えた!回収・とめることはできる?
年賀状に限らず、間違えてポストに
投函した郵便物については
取戻し請求
することができます。
ですが、
集配の人が来るまで投函したポストの前で待つ、
というのはダメ!ポストの中身を取り出すときに、
自分が投函した年賀状を返してもらう、
ということは出来ません。
ちゃんとした正規の手続きが必要になります。
(集配の人に「こういうハガキを間違って
投函してしまって、取り戻したいんです!」
特徴を伝えると、郵便局で探しやすいように
取り分けておいてくれる可能性はあるそうです。)
間違って投函してしまった年賀状を取り戻したい場合は、
まず、そのポストの郵便物を取り集めている郵便局
「集荷を行う日本郵便株式会社の郵便局」
に電話で連絡する必要があります。
年賀状が取り集めしている郵便局にあるうちに
取り戻せるよう、急いで行動してください!
集荷を担当する郵便局は、ポストに記載されているはずです。
わからないときは こちらで調べることもできます。
また、集荷を担当する郵便局を確認する際は、
投函したポストの「ポスト番号」を伝えると
話が早い場合があるので、ポスト番号もチェック
しておきましょう。
集荷担当郵便局(本局といわれる大きな郵便局)
に電話すると、取り戻したいハガキを探してくれ、
ハガキが見つかれば連絡してくれます。
見つかったと連絡があったら、その日のうちに
郵便局に出向き、配達前までに窓口で
「取戻し請求書」の手続きをしましょう。
電話で教えてくれると思いますが、手続きには
身分証と印鑑が必要です。(郵便局によっては
手数料が必要な場合もあるようです。)
なお、自分で郵便局に出向いて「取戻し請求書」
を出さないと、イタズラや嫌がらせと区別できないため
そのまま配達されてしまう、ということです。
電話連絡があった際によく確認して、時間内に
郵便局に行き、手続きするようにして下さい。
集荷担当郵便局に連絡したが取り戻したいハガキが
見つからなかった、という場合は
集配されたハガキがすでに配達郵便局に行ってしまった
と考えられます。この場合は、配達局に連絡して
配達差し止めをしてもらいますが、配達局での
探索依頼は有料(410円〜570円)になります。*2018年現在
(「年賀」と赤文字で書かれた年賀はがきは12月29日から
1月7日に差し出された場合は「消印なし」となりますが、
通常配達局から差出人住所に返送する場合はハガキに
消印が押され、郵便料金が返還されることはありません。
投函した年賀状も消印ありと同じ扱いです。)
ドラえもんの漫画に、しずかちゃんへのラブレターを
うっかりママに投函されてしまったのび太くんが、
手紙を取り戻そうとしずかちゃんの家の郵便受けの前で
配達される手紙を待ち受けるシーンがありますが、
差出人であっても、人の家に配達された郵便物を
勝手に取るのは犯罪です。たとえご近所さんでも、
配達を待ち伏せて回収する、というのはダメですよ!
喪中なのに間違えて年賀状を出した!取り戻せる?
例年、年賀状シーズンの12月になると
「喪中の人に間違えて出した」
「年賀状を出した後で喪中ハガキがきた!」
と、取戻請求を依頼する人が増えるそうです。
宛先も宛名も間違ってはいないけれど、相手先が
喪中なので出した年賀状を取り戻したい、
という場合も、上記の「取戻し請求書」の
手続きをすればOKです。
喪中ハガキは年賀状受付開始前に届いて欲しいもの
ですが、12月20日などギリギリに送られてくる
ということもありますよね。
「取戻し請求」は上記に書いたように結構大変なので、
喪中ハガキが遅く届いた場合は
「喪中ハガキをいただいたけれどごめんなさい、
先ほど年賀状を出してしまいました。」
ということでいいんじゃないかなぁと思います。
年賀状用ポストに投函するのを間違えた!
年賀状の季節になると、郵便ポストに特別な
「年賀状専用口」が作られますね。
年賀状は年賀状専用口に投函するわけですが、
うっかり「普通郵便」に入れてしまったら
どうなるのでしょう?
元日ではなく、普通ハガキとして投函三日後
くらいに普通に届けられてしまうのでしょうか?
年賀状をうっかり普通郵便にしてしまっても、
年賀はがきには「年賀」という文字が記載
されていますので、ちゃんと年賀状として
一般のハガキとは別に扱われます。
投函口の間違いはとても多いので、郵便局で
ちゃんとチェックしていますから大丈夫です。
でも、年賀状は年賀状専用投入口に出した方が
「より早く確実」に届くそうですよ!
まとめ
年賀状やその他郵便物を間違ってポストに投函して
しまった場合は、そのポストの郵便物の集荷を担当する
郵便局に連絡すれば、回収することができます。
取り戻したいハガキが集荷担当の郵便局に
あるうちに回収できるよう、素早く行動しましょう。
一度投函してしまったものを回収するには
「取戻し請求書」が必要になりますが、
集荷担当の郵便局にあるうちならば取りに行く
のも容易です。夜間も対応してくれる窓口も
あるので、気づいた時点ですぐ問い合わせる
ようにしましょう。
配達先の管轄まで行ってしまった場合も、
費用はかかりますが配達担当者が配達準備する前
であれば取り戻し可能です。