6月に白い花を咲かせるドクダミ。
薬草にもなるドクダミですが、独特の匂いが
悪臭にしか感じられない場合は厄介ですね。
花が咲いて種ができる前がドクダミ除草のチャンス!
増えすぎたドクダミでお困りの方へ、
ドクダミの雑草除去方法をまとめてみました。
しつこい雑草ドクダミを除草するには
ドクダミは花の種でも増えますが、増殖する原因は主に地下茎です。
ドクダミは繁殖力が強く、引き抜いても茎や根の一部が残っていれば
またどんどん生えてきてしまう、手強い植物です。
あっという間に庭を覆ってしまう「雑草テロ」植物は
ミントが名高いですが、ドクダミ退治にミントを植えたら
(私はミントは直に植えてはいけないと思います。
後で後悔しないよう植えるときはプランターに!)
見事に「共存共栄」してしまった、という失敗談もありますので、
他の植物でドクダミを撃退する
という方法では上手くいかないようです。
やはり、土を全て掘り返してドクダミの根(地下茎)を
綺麗に取り除く、という方法が確実です。
ドクダミの白い地下茎はわかりやすく、雑草の中では
掘り起こして除去しやすい植物です。
少しでも残っていると再生するので、全く生えてこない
状態にするのは難しいですが、丁寧に取り除けば
これでほとんど生えてこなくなります。
庭の花壇や畑の雑草ドクダミ撃退法
花壇や畑など、除草剤で枯らしたくないもの、
薬品を使いたくない場所のドクダミの駆除は、
花や野菜のシーズン終了後に行います。
ドクダミは土の中に根の一部が残れば再生します。
草取りしただけでは取りきれないので、
完全に除去するにはドクダミの地下茎が
はびこっている土を30〜40cmの深さで取り出して
ふるいにかけ、丁寧に全てのドクダミを取り除くか、
新しい土に入れ替える、というのが確実な方法です。
また、ドクダミは湿った日陰の粘性土を好みますので、
周辺の日当たりを良くして乾燥させたり、砂を混ぜて
水はけを良くすると繁殖を抑えられるかもしれません。
どくだみを根絶やしにする雑草駆除剤
ドクダミを簡単に除草できるのは、やはり除草剤です。
ドクダミだけを除去したい、という場合は、
ドクダミの葉に塗ってドクダミの根を枯らすタイプの
グリホサート系の除草剤を使います。
葉に液がかかったものだけを枯らすグリホサート系
除草剤は、周りの樹木などにはほとんど影響がない
ということで、公園などで使われている除草剤です。
ラウンドアップなどの商品名で発売されています。
除草したいドクダミの葉に除草剤を塗布すると、
葉から茎を経由してドクダミが枯れます。
枯らしたくない植物は念のためビニールなどで覆い、
ドクダミの葉のみに、筆や刷毛で塗るかスプレーします。
まとめ
ドクダミはお茶や化粧水など様々な用途に使えるので
必要になった時に身近にあると助かる植物ですが、
花壇や畑にどんどん生え広がるととても厄介です。
ドクダミを根絶やしにしたいのか、減らしたいのか、
目的にあった除草方法で駆除しましょう。