SNSで人気の毛玉取りクリーナー、テスコムKD778。
ホワイト&グレーというカラーも悪目立ちせずいい感じだし、価格もお手頃、ということで私も購入してみました。
高いものではないけれど、毛玉取りって100均にもありますよね。
評判の良いテスコムの毛玉取りだけど、本当に買う価値あるの?
風合いガードがついているっていっても毛玉取りって大事なニットが破けることはない?タイツの毛玉も取れる?
実際に使ってみてわかったことを写真付きでレビューします!
テスコム毛玉取りの使い方は超簡単!
毛玉取り器には、電池式、充電式、交流式(コンセントに挿して使うもの)があるのですが、テスコムKD778はACアダプター付きの「交流式」クリーナーです。
毛玉処理中に電池や充電が切れてパワーが落ちるとかなりイラッとストレスになりますが、AC電源式ならそういう心配なし。
AC電源コードを本体のこの穴に差し込んで、
本体の取手にあるこちらの電源スイッチをONにして、毛玉の上を撫でるように滑らせていけばチュルチュルと毛玉が取れていきます!
息子の制服のセーターから、ダイニングチェアのシートマットまで、今まで気になっていた毛玉を一気に綺麗にできました!
ソファーの毛玉が一気に取れた!というレビューを読んで期待していたのですがTESCOM KD778の大型カッターはいいですね。
息子のセーターは結構大きくて、小さな毛玉取りだったら大変だったと思います。
コンセントに挿すので電池切れの心配はありませんが、説明書には連続使用時間は30分で30分使ったら10分休ませるように書いてあります。
30分毛玉を取り続けることはほとんどないと思いますが、チュルチュル取れるのが気持ちよくて面白くて「もっと毛玉はないか!」とあれもこれもと綺麗にしたくなるので、熱中しやすい方は注意してくださいね。
テスコムKD778はAC電源の毛玉取り機でパワーがあり「音」はします。
モーター音もするし、毛玉が取れるときにバリバリ音もします。
モーター音はヘアドライヤー以下、電動髭剃りくらいかな。
私は特に気になりませんでしたがヘアドライヤーを「うるさい」と感じる環境だと、夜の使用はちょっと気を使うと思います。
では、実際の毛玉取りの様子をご紹介します。
テスコム毛玉取りブログレビュー
ウール混で暖かいのだけれど、毛玉がすごくて外では履けなくなってしまった靴下。
こちらの毛玉をテスコムKD778で綺麗にしたいと思います。
説明書では使用する前に衣類の裏など目立たない部分で「試し取り」すること、使用するときは毛玉ができている箇所を平らな場所に置き、シワを伸ばすことを推奨されていますが、靴下より薄い裏起毛タイツで大丈夫だった経験から、靴下を履いた状態で毛玉取りしちゃいます!
こうすると、生地が程よく伸びて取りやすいのです。
*怪我する可能性が0ではないので、あくまで自己責任でお願いします。
スイッチオン!する前に設定する「風合いガード」の目安は、以下の通り。
中:毛足があまり長くない普通のセーター
低:サマーセーターなど毛足の短い薄手のセーター
この他に、「風合いガードを外す」というチョイスもできます。
ジャージやトレーナー、それに「靴下」も風合いガードの高さの目安としては実は「外す」に該当します。
風合いガードは下向きに引くと取れるらしいですが、外すのは面倒だし、私は着用した状態で毛玉取りするので外しませんーーー。
「低」でスタートして(いまいち取れないな)と思ったら「中」「高」にアップしていけば良いと思っています。
ということで「低」でスタート!
スイッチON!
あとはウィンウィーンと撫でるように滑らせていくだけです。
説明書には、
・生地を痛め故障の原因になるので強く押し付けない
とあります。
なかなか取れないとぐっと押し付けたくなるので注意しましょう。
また、靴下ではなく縫い目やボタン、ファスナー、アップリケのある洋服に使用する場合は引っかかったり、最悪刃が欠けることもあるそうなので気をつけてください。
ウィンウィーン、チュルチュル、と数分。
靴下、こんなに綺麗になりました!
見た目がまったく違いますよね。
まさに見違えるような仕上がり!
家中の毛玉探ししたくなる人続出なのも納得です。
私も購入してからあらゆるものの毛玉を取りつくしましたよ!
靴下1足(左右)綺麗にすると、これだけ毛玉がたまります。
半透明だから毛玉のたまり具合がよくわかりますね。
電源をOFFにしたらダストケースを外して毛玉を捨てます。
ダストケースのお掃除に使う小さいブラシが付属されているので、こういう部分↓についたケバケバはそれで払います。
でも、静電気でくっついているせいかブラシを使ってもこの埃がささっと綺麗になるわけではありませんーー。
私は適当に払って使っているけれど、本当に綺麗にするなら付属ブラシではなく綿棒か何かが必要だと思います。
なお、テスコムKD778は普通のセーターや靴下、タイツの毛玉や化繊のトレーニングジャージの毛羽立ちはすごく綺麗に取れますが、モヘア・アンゴラ・カシミアなど「毛足の長い」セーターに使用するのはNGとなっています。
なので、高級セーターの毛玉のお手入れがしたい方は、テスコムKD778より風合いガードが5段階ある上位機種も検討することをおすすめします。
テスコム毛玉取りの風合いガードとは
自分が購入するとき一番疑問だったのが
KD778の「風合いガード」って何だろう?
ということだったので、風合いガードについてもう少し詳しくご紹介しますね。
テスコムKD778毛玉クリーナーには丸い穴がたくさん開いている「外刃」とその内側で回転する「内刃」がありますが、この二つの刃にかぶさっている薄いグレーの輪の部分が「風合いガード」というパーツです。
風合いガードには、高・中・低の3段階に調節できるダイヤルがついています。
(風合いガードを外す、という選択肢もあるので正確には4段階調節できます)
「低」から「高」にすると、穴あき部分が少し下がっていますよね。
テスコムKD778毛玉クリーナーには丸い穴がたくさん開いている「外刃」とその内側で回転する「内刃」で毛玉をカットしていくんですが、風合いガードを高くするほど、カッターと風合いガードの距離が広がって残る毛足が高くなるんです。
なので、靴下やタイツ、ジャージやトレーナーなど毛足を残す必要がないものの場合は、風合いガード自体を外してもOKです。
が、我が家のジャージやゴブラン織りっぽいクッションカバーは、ゆっくり時間をかけることで「低」でもちゃんと綺麗に毛玉が取れましたし、ほとんどは風合いガードをつけたままで十分毛玉が取れると思います。
「低」で毛玉処理するのが一番布地の負担が少ないと思うので、最初は取りあえず「低」にセットして試してみると良いのではないでしょうか。
上位機種(改良版)のKD900は、風合いガードが5段階に細かく設定でき、ダストボックスには静電気防止対策がしてあります。
さらに、デリケートガードとブラシヘッドアタッチメントで、タイツを履いたままでの毛玉処理やソファのつぶれた毛玉を立ち上げてカットすることも可能とのことです。
参考:楽天市場で購入できるテスコム毛玉クリーナーKD900一覧
しかし、KD778でも非推奨とはいえ履いたままでの毛玉取りができましたし、ゴブラン織り風の椅子カバーの毛玉も綺麗に取れました。
モヘアなどのデリケートな素材のセーターの毛玉を取りたい!
コードレスの毛玉とりが欲しい!
という方には上位機種の方がおすすめですが、通常の毛玉取りであればKD778で十分だと思います。
なお、どちらの機種も海外でも使用可能なAC100~240V対応のマルチボルテージです。
よほど長期滞在しない限りは海外で毛玉を取りたい!ということはないでしょうが、とても便利な商品なので外国へのお土産、海外赴任者へのギフトにも喜ばれると思いますよ!
まとめ
テスコムの電動毛玉クリーナーkd778-hの使い方は、
・電源コードを本体に繋いで
・風合いガードを調整し
・電源ON!
するだけ、とっても簡単です。
また、乾電池ではなくAC電源使用なので、パワーが落ちずにがんがん処理でき大変使い勝手が良いです。
「風合いガード」付きなので、毛玉処理でうっかりお気に入りのニットに穴を開けてしまう、という失敗もほぼありません。
買って良かった大満足の商品なので、ブログでレビューしてみました。
この記事がどなたかのお役にたてば幸いです。
毛玉を作らないための工夫はこちらにまとめています。