実家の犬が亡くなった時、犬仲間からたくさんお花をいただきました。
穏やかな性格の犬だったので犬と遊びたくて家にくる近所の子供などもいて、老犬になってからはあまり外にも出られなかったのに、親子でわざわざお悔やみに来てくださる方もありました。
お陰様で最期はたくさんのお花に囲まれてのお別れになり、皆さんに愛されて幸せだったなぁと思えるお葬式になりました。
心を込めてお花を下さった方にお返ししたいと思った時、どうしたらいいのか迷って色々な方に相談しました。
その時参考にしたことをご紹介したいと思います。
ペットを亡くされた方の参考になれば幸いです。
ペットが亡くなった時お花がたくさん集まりました
うちの犬は年取って亡くなりましたが、お散歩に行けなくなってもシニア犬の介護について犬友と情報交換していたので、亡くなった時はお知らせしました。
そうしたらその方から聞いた方が数人お花を持ってお悔やみに来てくださり愛犬の棺がお花で埋まりました。
お花に囲まれた愛犬の顔はとても安らかに見え、悲しいけれどみんなに愛されて良かったね、という気持ちになりました。
本当にありがたかったです。
今まで仲良くしてくれてありがとうの感謝の気持ちを込めて、お花のお返しに後でちょっとしたお菓子を持って行きました。
長寿犬に表彰されるちょっと手前の長生きワンちゃんだったので欲しいと言ってくださった方にはリードなどの犬グッズを差し上げたりもしました。
私は猫は飼ったことがないのですが、猫好きの方に聞くと猫ちゃんにもやっぱり猫仲間がいて、亡くなった時にお花をおくる、頂く、というのはよくあることだそうです。
亡くなった犬にもらった花のお返しはいつする?
家の犬はお寺で葬儀のあと火葬をして、ペットのための墓地に埋葬しました。
いわゆる香典返しは49日など「忌明け」の法要後に行いますが、犬猫などペットの場合は人間同様にするのはかえって良くないという説もあります。
なので、お返しをする場合は火葬が済んだらご挨拶にいけば良いのではないでしょうか。
人間だったら「半返し」など決まりがありますが、ペットの場合は決まりはありません。
ペットショップの方のお話では、頂いた額に応じて商品券やカタログでお返しするというケースもあるとのことでした。
でも、のし付きなどあまりかしこまったお返しをしても相手を恐縮させてしまうと思うので、するとしても
・ちょっとしたお菓子
・犬柄のハンカチやミニタオルなどの小物
・犬のおやつなど、ちょっとしたペットグッズ
などをお返しにする方が多いようです。
うちも、お返しは無難に菓子折りにしました。
ペットへのお悔やみのお返しに添えるお礼状例文
ペットのお悔やみのお返しに添えるお礼状は香典の礼状のようにかしこまった文章である必要はありません。
もし、お礼状を添えるとしたら、
悲しみのどん底にいた時に届いたお花は本当に嬉しかったです.
温かいお気遣いがとても身にしみました。
このように書いてみてはどうでしょうか。
決まりはないので、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えれば良いと思います。
また、お返しの品に
とワンちゃんのお名前を添えるだけでも充分だと思います。
犬が亡くなったという言葉はおかしい?
この記事ではペットの死に「亡くなった」という言葉を使っていますが、自分達にとっては家族でも動物に対して「亡くなった」ということに違和感がある場合は、
・虹の橋を渡った*
・お星様になった
・天国に行った
・旅立った
という言葉があるので、しっくりくる言い方に直してください。
宗教によっては人と動物を同等に扱ってはいけない、ということもあるそうですので、こうした表現も覚えておきましょう。
*「虹の橋」という言葉は作者不詳の詩が元になっている言葉です。
ペット達が飼い主を待っているという草原と虹の橋のお話は、ペットを飼っている人ならきっとご存知ですね。
Youtubeにも「虹の橋」の動画があったので貼っておきますね。
(音が出ますのでご注意ください)
虹の橋はとても素敵な詩です。
優しいイラストと音楽にも、癒されます。
まとめ
家族同様に可愛がってきたペットの死はとても悲しく、それだけにお花をいただくと優しい気持ちが心に沁みます。
亡くなったペットに頂いたお花のお返しは、お互い様なので不要とも言えますが、お花の金額を考慮して半額以下のお菓子や小物などお返しすると良いと思います。
お返しの品にお礼のカードなどを添えればより感謝の気持ちが伝わりますね。
亡くなられたペットのご冥福をお祈りします。