七夕に、お家にある折り紙・はさみ・セロテープだけで簡単に作れる笹飾りを紹介します。
100均で短冊やこより、輪つなぎ用の色紙を買ってこなくても、七夕飾りは折り紙だけで作れます♪
・こより付きの短冊
・丸つなぎ(輪飾り)
・とあみ(網飾り)
・天の川
・吹流し(くす玉なし)
・吹流し(くす玉あり)
・ちょうちん
七夕飾りにかかせない、伝統的な笹飾りを集めました。
笹の葉に飾るのはもちろん、壁に飾ったり季節の果物やそうめんと一緒にテーブルに飾って七夕のご馳走の彩にもおすすめです。
七夕の短冊をこより付きにする作り方
折り紙を縦に折って筋をつけ、ハサミでカットすれば短冊の出来上がり!ですが、このとき縦4ではなく「3つ」に切ってちょっと太めにすると、七夕の短冊に「こより」を付けることができます。
これなら短冊にパンチで穴を開ける必要もなく、半紙やティッシュをよって「こより」を作る必要もありません。
短冊を笹にセロテープで直接貼り付けてしまうと風にそよそよなびかなくなってしまい風情にかけますが、このつけ方なら簡単でちゃんとなびきます。
短冊は願い事を書くだけでなくそれ自体にも「字が上手になりますように」という意味があるそうです。
・折り紙をハサミで縦三等分にカットします。
・長い方の片側を、上を少し残して細長く切ってこよりを作ります。
・短冊に願いを書いたら、こよりの端を笹に結びます。
切れない程度に細長く切ればこのようにちゃんと結ぶことができます。
七夕飾りの丸つなぎ(輪飾り)
色紙の輪をつないで作る飾りは、誰もが一度は作ったことがある定番の紙飾りですね。
丸つなぎ、とも呼ばれます。
紙の輪を繋いで作るカラフルな飾りは七夕にも欠かせません。
セロテープを使うのが一番簡単ですが、あればノリを使ってももちろん構いません。
・好きな色の折り紙を選び、細長く切ります。
・切った折紙の端をセロテープや止め、輪にします。
・輪の中に切った折り紙を通し、輪をつなげていきます。
七夕飾りとあみ(網飾り)の作り方
七夕は豊作・豊漁を祈願する季節と重なっているので、魚をとる網をかたどった「とあみ」を笹に飾ります。
とあみ(網飾り)も、折り紙とハサミだけで作れます。
・折紙を三角に折ります。
・それを、さらに三角に折ります。
・折紙が重なった部分に、互い違いにハサミを入れます。
・破かないようそっと広げて出来上がりです。
七夕飾り折り紙の天の川の作り方
とあみ(網飾り)では折り紙を三角に折りましたが、三角ではなく縦にじゃばらに折ってからとあみと同じ要領で互い違いにハサミを入れていくと「天の川」になります。
・折紙を縦に細長く、じゃばらに折ります。
・じゃばらに折り重ねて細くなった折り紙に、互い違いにハサミを入れます。
・破かないようそっと広げて出来上がりです。
「とあみ」と天の川は、切り込みの幅と数で出来上がりの雰囲気が変わります。
細〜くする必要はありませんが、ある程度細かくハサミを入れたほうが、仕上がりが綺麗です。
広げた時切れない程度の幅で作ってみてください。
七夕飾り吹流しの作り方
「吹流し」は織姫様にちなみ、裁縫や機織りが上達するようにとの願いが込められた七夕らしい飾りです。
七夕飾りの「吹き流し」はくす玉付きのものと細長いものを束ねたのみのものがあります。
ハサミのみで作れるシンプルな吹き流しの例
くす玉付きの吹き流し
おりがみくらぶさんの『3まいわっかかざり』を参考にしてハサミとセロテープだけで作ってみた、くす玉のある吹き流しです。
・輪飾りの輪を二つ、十字に組み合わせてセロテープで止めます。
・全部切ってしまわないように注意しながら、折り紙に細く深い切り込みをたくさん入れます。
・切り込みを入れた折り紙を丸めてセロテープで止めます。
・最初に作った輪飾りと組み合わせてセロテープで止めて出来上がりです。
七夕飾りちょうちんの作り方
心を明るく照らす、という意味で飾る提灯飾りです。
七夕では「短冊を照らす」という意味もあります。
・折り紙の色がついた方が表になるように半分に折り、山折の部分に途中までハサミを入れます。
・広げて形を整え、セロテープやで上下を止めて完成です。
まとめ
笹の葉に短冊を飾るだけではなく、折り紙を使った手作りの七夕飾りをプラスするとより華やかでかわいい七夕祭りになります。
今回紹介した、
・こより付きの短冊
・丸つなぎ(輪飾り)
・とあみ(網飾り)
・天の川
・吹流し(くす玉なし)
・吹流し(くす玉あり)
・ちょうちん
は、折り紙とハサミとセロテープだけで簡単に作れるシンプルなものばかりですが、折り紙の色や柄を工夫すれば可愛くおしゃれな七夕飾りが出来上がります。
お子さんと一緒に楽しく七夕飾りを作ってみてください。