子供が小学校を卒業して使わなくなったランドセル。
ランドセルは高価なだけあって、6年間使っても特に女の子のものはまだまだ綺麗な状態ですよね。
もう二度と使うことはないだろうけれど、捨てるのは勿体無いし、テレビでやっていたアフガニスタンの子供に寄付しようかしら、と思ったけれど、
え、寄付ってランドセルをあげるだけじゃなくお金もかかるの?!
と知って躊躇していませんか?
タダで貰ってくれると思ったのに結構高い、と困っている方のためになるべくお金をかけずにランドセルを寄付する方法をお伝えします。
ランドセルの寄付がブランディア利用で無料に
「6年間を共に過ごし使わなくなった小学生のランドセルをアフガニスタンの子どもに」
昨年日本テレビの「行列のできる法律相談所」でも放映されたこのキャンペーンは、2004年にクラリーノのクラレと東京のNGOジョイセフ(JOICFP)が始めたものです。
アフガニスタンの子供、特にそれまで学校に行かせてもらえなかった女の子の就学率を高めるのに非常に役立っている、ということでランドセルを処分するくらいならぜひ協力したいところですが、
・アフガニスタンまでの海外輸送費1800円
が個人負担になります。
海外輸送費はランドセル1個につき1800円なので、兄弟姉妹のランドセルをまとめて2個寄付しよう、と思ったら
ランドセル2個の重さの送料+1800円×2
という金額を負担しなければいけないんですね。(*2019年現在)
そんなにお金がかかるんじゃやっぱりゴミに出そうかな、、、と思った方、ちょっと待ってください!
もしかして、お家に眠っているブランド品はありませんか?
荷物の発送から返却まで全て無料の 宅配買取ブランディア では、ジョイセフの国内送料と海外輸送(管理費)負担する、という社会貢献事業を毎年春に行なっているんです。
ブランディアで寄付する方法は、ブランド品の買い取りを依頼すると送ってくれるダンボールに、ブランド品と一緒にランドセルを入れてもいいですよ!というもの。
これだと実質無料でランドセルを寄付することができます。
(ブランディアで寄付のみ、寄付だけをすることはできません。
「査定に出す品物を送るダンボールについでにランドセルを入れる」というやり方になります。)
実施期間が非常に短く、また来春も実地されるかは未定なのですが、ブランディアは荷物の発送から買取査定額に納得がいかない場合の返却まで全て無料なので、査定に出さそうなものがあれば次回の春(過去、ジョイセフのランドセルキャンペーンが行われたのは2〜3月頃です)を待ってランドセルの寄付について再考してみてはどうでしょうか。
ランドセルを持ち込みで寄付して国内送料を節約
ランドセルを送るのはジョイセフ(JOICFP)のオフィスではなく、KK横浜貿易倉庫です。
KK横浜貿易倉庫は神奈川県横浜市都筑区池辺町にあり、この近くにお住いの方はランドセルを直接倉庫に持ち込みすることも可能です。
KK横浜貿易倉庫の住所は、横浜市都筑区池辺町4261-13
JR横浜線鴨居駅北口から横浜ららぽーと方面へ向かい、ららぽーと隣にあるティップネスの裏側にあります。
鴨居駅から歩いて7分くらいの距離です。
ジョイセフ(JOICFP)のホームページでランドセル募集期間を確認し、募集期間中の
・午前中10~12時
または
・午後13~15時
に倉庫内の事務所に持ち込んでください。
*平日のみ。土・日・祝日は受付していません。
アフガニスタンに豚革のランドセルや状態の悪いランドセルを送ることは出来ないので、横浜の倉庫では送られたランドセルを一つ一つ検品しています。
ジョイセフではランドセルの検品ボランティアも募集しています。
*寄付、持ち込み、ボランティアの最新詳細は ジョイセフのホームページ で確認してください。
アフガニスタンのランドセルについて学べる絵本
最後に、「ランドセルは海を越えて」というジョイセフの活動を写真で紹介している絵本を紹介します。
今日は「送料を負担することなくランドセルを無料で寄付する方法」として過去に実施されたことがあるブランディアのランドセルの寄付についてご紹介しましたが、社会貢献事業は企業の業績次第では縮小されることもあるので来年もこのキャンペーンが行われるかは未定です。
6年間使ったランドセルをアフガニスタンに送ると、
・世界には学校に行きたくても行けない子供がたくさんいる。
・学校も机もなく、ランドセルを机の代わりに使うという子供達がいる。
という世界があることを、子供と一緒に考えることができます。
送料込みでもジョイセフに協力できるよう、今から少しづつ小銭貯金をしたりお年玉やお小遣いを貯めたりして、ランドセルを待っているアフガニスタン子供に送ってあげたいですね。