成長した子供の晴れ姿が嬉しい七五三。
可愛い七五三の写真は、親にとっても子供にとっても一生の宝物ですね。
でも、3歳、5歳、7歳とまだまだ幼い子供に朝からヘアメイクと着付けをして写真撮影、それから慣れない着物で神社へお参りし最後にみんなでお食事会、というのはかなり大変!
なので、年が明けて暖かくなったら、プールで日焼けする前に七五三の着物姿を前撮り、というのはもはや「常識」と言えるくらい一般的ですね。
でも、七五三のスタジオ写真って子供だけ撮ればいいのでしょうか?
もしかして、家族写真も一緒にお願いしないとおかしい?
七五三の前撮り方法で迷っている方のために「主役の子供だけ」「兄弟姉妹も一緒」「親も入って家族写真」それぞれのメリット、デメリットをお伝えします。
七五三の前撮りは子供だけ撮ればいい?
七五三の前撮りでスタジオで家族写真を撮った、と聞くとやっぱり成長の節目の行事だし、親も入らないとおかしいのかな?と気になりますよね。
結論から言うと、七五三の前撮りは子供だけでも全く問題ありません。
もちろん、家族写真を撮るのもOK!
それぞれのご家庭の都合で決めれば良いのです。
3歳の七五三では子供がまだ小さく、人見知り、場所見知りすることもありますよね。
小さい子供の七五三の前撮りでは、衣装選びでイヤイヤ、ヘアメイクでギャン泣き、とても写真撮影できるような状態ではなく、予約して行っても今日は無理なので日を改めましょう、となるケースもあるんです。
七五三の前撮りでは、親のヘアメイクや着付けは自前で、というところがほとんど。
もし子供がぐずれば、家族写真を撮るつもりで夫婦で正装していっても、大汗をかいておしまい、ということになってしまいますよね。
子供だけで大変そう、と予想できる場合は家族写真を撮る余裕はないかもしれません。
そういう場合は、七五三の前撮りは子供だけにして、親は動きやすい服装でサポート役に徹するのが無難です。
スタジオ撮影は子供だけでも、家族の写真は七五三当日に神社や食事会でスナップ写真、という方法もあるので子供の様子をみて、無理のないプランを立ててください。
逆に、誕生日や結婚記念日などに家族写真を撮る習慣があり、写真スタジオ慣れしているなら七五三の前撮りで家族で記念撮影するのはとても良い思い出になりますよね。
また、家族写真を撮るとなると、子供だけより撮影に時間がかかるだけでなく枚数かかさむ分、お値段も高くなります。
七五三の前撮りは、和装と洋装、場合によっては普段着も、と子供だけでもかなりの枚数になりがちな高価なお買い物です。
七五三シーズンを外した前撮りの時期は各写真館でお得なプランやキャンペーンが行われていますから、家族写真を撮る撮らないは別にして、事前によくチェックしてうっかり散財しないようにしましょう。
七五三の前撮りの親の服装は?
七五三の撮影スタジオではヘアメイクと着付けは子供のみ、というところがほとんどです。
(写真館ピノキオ、らかんスタジオなど親の着付けもしてくれる前撮りフォトスタジオもあります。
家族みんなで着物を着たり着付けしてもらうとお値段も上がりますが、七五三の記念にみんなで和装も素敵ですよね。)
子供に合わせてお母さんが着物を着る、親子で和装、というケースもありますが、ほとんどの親は一緒に家族写真を撮る場合も和服ではなくスーツなど洋服で撮影しています。
入園式、入学式のスーツで七五三の前撮りをした、という人も多いです。
親が洋装でも、子供の着物の色に合わせてコーディネイトすると全体で見た感じがまとまるので、パパのネクタイとママのブラウスや小物の色を揃えたりすると良いでしょう。
親子だけで済ますことの多い前撮りでは祖父母のサポートもありませんから、七五三で家族写真を撮る場合、きちんとして見えるけれど無理なく動けるスーツやワンピースがおすすめです。
七五三の前撮り兄弟は何を着る?
七五三の写真スタジオでは、希望すれば兄弟姉妹のヘアメイク、衣装も用意してくれるところがほとんどです。
我が家の場合、3歳差の兄妹なのでお兄ちゃんが5歳のとき、妹にも着物を着せて一緒に七五三の撮影を済ませてしまいました。
娘が3歳になる前だったので心配でしたが、ママさえいれば大丈夫、というおとなしい子だったので最初は二人ともコチコチに緊張していたものの、写真館の方の腕もあって最後は笑顔で撮影できました。
ただ、娘7歳の七五三では10歳の兄が着られる貸し衣裳が洋装しかなく、二人で着物を着ることができませんでした。
今は小学校の卒業式に袴を履く子が増えているそうなので、7歳の女の子のお兄ちゃんが着られるサイズの袴も用意されているかもしれませんが、男子の和装は5歳用か大人用、ということもあるので、着物で揃えたい場合は事前に確認することをお勧めします。
七五三の子と一緒に写真を撮る兄弟姉妹は、幼稚園や小学校の制服があれば制服、または入園入学の時のスーツを着ることが多いそうですが、制服のない小学校の中高学年だと家にスーツも袴もないということもありますよね。
7歳以下の女の子、5歳以下の男の子であればスタジオのレンタル衣装が利用できると思いますが、もし、兄弟一緒に撮影するなら、正装の主役の子と一緒に並んでも違和感のないちょっと「ちゃんとした格好」が必要になるかもしれません。
まとめ
七五三の前撮りは、子供だけ撮影してもらっても構いません。
主役の子供のみスタジオで写真を撮るというケースはたくさんあります。
家族写真、または七五三以外の兄弟姉妹で一緒に写真を撮るのもOKなので、ご家庭の事情と予算に合わせてプランを立てましょう。
衣装を着る主役の子供以外の服装は、親はスーツが一般的です。
入園入学式のスーツがあればそれで十分でしょう。
兄弟姉妹が七五三の子供と年齢が近い場合は、写真スタジオで一緒に着物やドレスを借りられる場合がほとんどです。
兄弟に年齢差がある場合は、スタジオにサイズの合うレンタル衣装がない場合もありますから事前に確認して、なければ主役の子と並んでも違和感のない「きちんと見える服装」を用意して行くと良いでしょう。