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手土産をもらうマナー受け取り方編 取引先からお土産を頂いたら?

投稿日:2019年4月12日 更新日:

会社で来客に茶出しした際に、「皆さんでどうぞ」とお客様から手土産を頂いたり、地元の銘菓などのお土産を頂戴することはありませんか?

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家庭では手土産を頂いたら一旦上座に置いて、などのマナーがありますが、ビジネスシーンではどうすれば良いのでしょうか?

上司の机に置く?そのまま受け取って退室する?

お茶出しのついでに直接お客様から渡されると、上司は商談に集中していて手土産を頂いことに気づいていない?!ということもありどうすべきが迷ってしまいますよね。

ビジネスシーンでの手土産、お土産の受け取り方について紹介します。

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手土産をもらうマナーの基本

応接室に入室した際に手土産を渡された場合、立ったまま紙袋に入ったお土産を受け取ることもあります。

そのような時も必ず両手で受け取り「ご丁寧にありがとうございます」とお礼を言いましょう。

一般的なマナーでは手土産は紙袋から取り出してお渡しするのが基本ですが、ビジネスシーンでは、紙袋のままの受け渡しが好まれます。

自分が渡す側であれば「袋ごとで失礼致します」と言うべきですが、受け取る際はお礼を述べてそのまま頂戴しましょう。

商談中にお茶出しに入った際に手土産を渡された場合は、資料などに目を通していて上司が手土産を頂いたことに気づいていない、ということもあるかもしれません。

このような場合、上司に「頂戴いたしました」などと声をかけてお礼を促すべきか迷うところですか、商談と関係ない声かけは基本的に不要です。

受け取る際に自分が丁寧にお礼を述べ、あとは状況に応じて臨機応変に判断するようにしましょう。

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手土産の受け取り方その後すぐ退室して良い?

頂いた手土産(お土産)は「その場に置かない」のが基本です。

ビジネスシーンでは一度「上座」に置く必要はありませんから、お礼が済んだら受け取った品物を持って退室しましょう。

受け取ってからしばらくその場に留まる必要がある場合は、タイミングを見て「ちょっと失礼します」と一度席を立ち、受け取った品物を持って退室すると良いでしょう。

下がる時も頂いた手土産は両手で持つようにします。

取引先のお土産をお茶請けに出すべき?

頂き物をそのままお出しするのは本来マナー違反とされていますが、一般家庭では最近お客様に頂いたお菓子を「おもたせですが」とお出しして一緒にいただく、という人が増えています。

親しい友人の場合は特に「一緒に食べましょう」という意味で好物を持参してくることが多く、そういう場合はその場で頂き物をお出しした方が話も弾み、喜ばれるからです。

しかし、ビジネスシーンでは頂いたお土産をお茶請けに出す必要はありません。

仕事の場に喉を潤すお茶、コーヒー以外は基本的に不要だからです。

上司から頂いたものをお出しするよう指示された場合以外は、手土産をお茶請けとして出す必要はありません。

受け取ったらそのまま下げて、後で上司に中身を確認してもらいます。

皆さんで、と頂いた場合でも、手土産に対してきちんと礼状を出した方が良いこともあります。
お礼状は「早めに」が何より大切ですから、どなたから何をいつ頂いたかわかるようにしておきましょう。

まとめ

会社等、ビジネスの場で頂いた手土産(お土産)は、普通の家庭のようにその場で開封してお客様と一緒に頂く、ということはしません。

上司から指示されない限り、開封してお茶請けにだす必要はありません。

手土産は必ず両手で受け取り、丁寧にお礼を言ったら速やかに別室に下げれば良いでしょう。
頂いたものをその場に放置するのは避けます。

手土産を頂いた場合は後日お礼状を書くとより丁寧ですので、どなたからいつ何を頂いたかはきちんと把握しておきましょう。

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