初詣に成田山新勝寺に行き、古いお札をお返ししてきました。
成田山には古いお札を受け付ける「納札所」があり、そちらで供養してもらうことが出来るんです。
成田山で頂いた厄除けのお守りやお札はもちろん、違うお寺や初宮詣など神社のお札も処分していただけるということでお守りと一緒に七五三のお札を納めてきました。
成田山の初詣でお札を返納してきました
お正月に今年はちょっと足を伸ばして成田山にお参りしよう!ということになりました。
4日にお参りしたのでまだまだ混雑していて、手と口を清める手水舎が長蛇の列でした!
大晦日から三が日はさぞ大変だったろうと思います。
成田山は初出勤時に会社などで参拝する団体客も多いらしく、正月休み明けの6日も大混雑らしいですよ。
総門くぐって左側(御護摩受付所並び)に「古い御札を納める所 」というわかりやすい案内がありました。
古いお札は、この「納札所」に納めます。
他の神社で頂いた七五三のお札だったので、これは良し、これはダメ!とチェックする人がいて断られたらどうしよう、と思っていましたが無人でベルトコンベア(?)でするすると吸い込まれていきます。
ここにだるまさんをお返しする人もいるとか。
成田山のホームページに、納札所へ納められたお札はお焚き上げして供養してくださっていると書いてありました。
成田山で頂いたお札であれば、12月28日に行われる「納め札お焚き上げ柴灯大護摩供」に参加して燃やしていただいたり、大本堂前御護摩受付所と御守受場の間にある「納札堂」にお返しするのも良いと思います。
七五三のお札の処分はどうするのが正解だった?
我が家では七五三のとき神社でいただいたお札は子供の成長を見守っていてくれる感じがして、ずっとそのまま飾っていました。
なので、今回調べてみて
「(七五三も含め)お札は一年でお返しいただくのが基本です。」
と書いてあるのを見たときは「そうだったの?!」とびっくりしました。
家内安全のようなお札は毎年新しくするものですが、初宮詣や七五三のお札は立派だし、記念にとっておいても良いものだと思っていたからですーー。
なので「このお札を大切にお祀(まつ)りしていきたい」という人はたくさんいるし、それを間違いだとは言えない、と書いている神職の方のお話にほっとしました。
うちの七五三のお札をお返ししたのは義務教育終了後です。
高校生になり、さすがにもう可愛らしい「子供守り」のご利益はないだろうし、ずっと飾っていて古びてきたのでこれは家においておくよりきちんとお返しした方がいいなと考えました。
七五三のお札をいただいた神社はこじんまりしたところでどんど焼きやお焚き上げしているのを見たことがなく、成田山に初詣に行くならお守りと一緒にお札も返納しよう!と思いつきました。
神社のお札の処分をお寺にお願いしていいの?
お守りやお札は、いただいた神社やお寺にお返しするのが基本です。
でも、旅行先など遠方で授与されたものを返しに行くのは大変ですよね。
いただいた神社やお寺に行くことができない場合は、神社のものは神社に、お寺のものはお寺にお返しすると言います。
でも、すべての神社やお寺がいつでも古いお札を受け付けてくれるわけではないので、これも実際には難しいこともありますよね。
宗派に厳しい寺社もありますが、成田山のように「納札所」が常設してあり、自由に入れられるところでは神社、寺社にかかわらずどこのお札、お守りでも受け付けてくださるようです。
成田山は決まった供養料?はなく、納札所に浄財箱が設置されていたのでそちらに千円ほど入れてきました。
ゴミに出すのは忍びないお札やお守り。
成田山新勝寺にお参りする機会があったら、持参して供養していただくと良いと思います。