小さい子供をプールや海に連れて行く時、日焼け止めや帽子で紫外線対策してきた方は多いと思います。
でも、小学校の体育の授業は、屋外プールでスクール水着、日焼け止めクリームなどは禁止ですよね。
日焼け止めがわりの紫外線対策として、せめて子供に長袖のラッシュガードを着せたい、と思う方は多いはず。
ラッシュガードは学校のプールで許可してもらえるの?
小学校のプールのラッシュガード事情について調べてみました!
小学校のプールでラッシュガードを着てもいい?
最近は、体育の水泳の授業に必要な持ち物は
『ゴーグル、水着、そしてラッシュガード』
と明記している学校や「学校指定ラッシュガード」もあるなど、ほとんどの小学校でラッシュガードの着用は許可されています。
ただ、プールの授業は着替えの時間も含みますから、ラッシュガードは脱ぎ着しやすいものであるのが条件。
かぶるものではなく「前あきのフルジップ」前身頃の上から下までファスナーで全開できるもの推奨です。
特にファスナーについては、ファスナーガードがついていないものは不可、と細かい指定がある場合もあります。
泳ぎ方を学ぶ授業ですので、泳ぎの邪魔になるフードがついたパーカータイプのラッシュガードも基本禁止です。
画像のラッシュガードは白ですが、色は紺が黒の無地に限る、と指定している学校も多いので注意が必要です。
海で遊ぶためのラッシュガードは持っているという人も、「学校専用のラッシュガード」が必要になるでしょう。
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ラッシュガードを学校で許可してもらうには
ラッシュガードを許可している学校が多くなったとはいえ、「ラッシュガード禁止」という学校もまだあるようです。
原則禁止、としている学校では、ラッシュガードは
・怪我の跡などがあり、体を友達に見られたくない
などの理由がある場合、その旨申請すれば許可される、というシステムになっているところが多いです。
日焼けしたくないからと「日光アレルギーです」と嘘をつく親や子供も少なくないため、申請の際には医師の診断書が必要な学校もあると聞きます。
最近は紫外線の有害さが広く知られるようになったため、
希望する生徒はラッシュガードを着用してよい
という学校が増えていますが、自分の子供が通う学校のラッシュガード事情を早めに確認して、許可制なら許可をもらっておきましょう。
学校から許可がおりても、周りのお友達が誰もラッシュガードを着ていない状況だと、子供自身が着るのを嫌がることもあります。
お子さんともよく話し合っておくことが必要です。
ラッシュガードが学校で禁止される理由
今時ラッシュガード禁止なんて学校はどうなっているのか!
という怒りの声も聞きますが、学校がラッシュガードを禁止する理由は、まず「泳ぎにくい」こと。
ラッシュガードとは、もともとサーファーが着るものでウェットスーツの滑りを良くするのが本来の目的であり、水中で着るものではありますが水泳には適しません。
長袖のラッシュガードを着て泳ぐ、というのは水着よりもかなり泳ぎにくく、水泳の授業向きではないんですね。
私はスイミングに通っている子供が寒そうだったので防寒対策として室内プールでラッシュガードを着せたことがありますが、
「早く泳げないから嫌だ」
と途中で脱ぐことが多かったので、もしかしたら水泳が得意な子ほど「プールでラッシュガードを着る」ということを嫌がるかもしれません。
また、ラッシュガードを着用していると学校のプールの水質管理がしにくい、という事情もあるそうです。
ラッシュガードで覆われているとシャワーしても皮膚の汚れを落としにくく、水着だけの時よりもプール内に繊維などのゴミが増えやすいのだそうです。
・プールの衛生管理に支障がある
ということが、学校がラッシュガードを禁止する理由です。
学校には学校の事情があるのですね。
まとめ
ラッシュガード着用OKの学校は、徐々に増えています。
小学校でラッシュガードを着用する場合は、学校用に脱ぎ着がしやすく安全で華美でないものを選びましょう。
学校用のラッシュガードはフリルやフードなし、シンプルな無地のものが基本です。
参考商品:楽天市場で人気のスクールラッシュガード
ラッシュガードが一般的な学校、誰も着ていない、という学校など、地域によってかなり違うので、プールの授業が始まる前に子供の学校のラッシュガード事情を確認しておく必要があります。
ラッシュガードを着るのに許可が必要、という学校もありますが、一人のお母さんが「肌が弱いのですが」と相談したことがきっかけで全校的にラッシュガードが許可された、という話もあります。
困ったときは、まず先生に質問・相談してみましょう。
学校のプールが授業が楽しいものになりますように!