小さくて付け外しが面倒なピアス。
シンプルなスタッドタイプでも髪やセーターなどにキャッチが引っかかると痛いし、ピアスをしない日が続くといつの間にかホールが塞がってしまい、いざという時にお気に入りのピアスがなかなか入らなかったりしますよね。
ピアス、つけっぱなしに出来たら楽なのになぁ。
お風呂に入っても錆びたりしない、つけたまま寝ても痛くならない、そんなピアスが欲しい!
「失くさないピアス」ではなく、「痛くない」に重点をおいた、目からウロコの意外なピアスを紹介します。
「取れないキャッチ」よりプチプラでアレルギーも起こしにくいので、ファーストピアスが落ち着いてきてセカンドピアスを探している方にもおすすめです。
ずっとつけていられるピアスに最適!ボディピアス
ピアスは本来、毎日外して洗った方が垢がたまらず清潔です。
でも、一度外すとついそのままつけ忘れ、ピアスの穴が塞がってきてしまったりしますよね。
特にファーストピアスからセカンドピアスになって間もない時期は、出来るだけつけっぱなしにする必要があります。
お風呂上がりに頭を拭いてても髪の毛やタオルに引っかからない。
ヘルメットやイヤホンをつける時にも邪魔にならない。
子供に引っ張られても取れにくい。
そんなストレスフリーのピアスを探しているなら「ボディピアス」がおすすめです。
ボディピアスとは、耳たぶに装着するいわゆる「ファッションピアス」と違い、耳たぶだけでなく耳の軟骨やへそ、鼻、眉、口など体の様々な部位につけるピアスのことです。
ボディピアスはデリケートな部位にも装着できるよう、金属アレルギーが出にくい素材で作られています。
ボディピアスの定番「ストレートバーベル」はピアスのシャフト(軸)の両端がボール(球)状になっていて、ピアスキャッチで痛い思いをすることがありません。
PLATA 【5個】 医療用 ステンレス ストレート バーベル ボディピアス 【A】 18G シャフト径6.0-6.5mm ボー...
「ラブレットスタッド」と呼ばれるピアスは、口の中、唇、耳の軟骨など狭い場所で邪魔にならないよう軸(シャフト)の片側が平ら(ディスク)になっています。
平らだから、シャフトが刺さることもキャッチが引っかかることもありません。
シンプルなデザインのボディピアスはどんなスタイルにも合わせやすく、飽きることもないのでずっとつけていられるピアスとして耳にもおすすめです。
寝る時痛くないピアスとしても優秀
ファッションピアスは、横向きに寝ると耳の後ろのピアスキャッチが刺さって痛いことがありますが、耳の後ろがボールやフラットになっているボディピアスなら、寝ている時も痛くありません。
ボディピアスは金属アレルギーになりにくい素材が使われているので、かぶれて痛くなったり痒くなることも少ないです。
ピアスをつけっぱなしで寝てしまっても安心なので、寝落ちしてしまいがちな育児中の方にもおすすめですよ。
医療ステンレスはプチプラのものが多く、キラキラしたジュエルが付いているものならカラーも楽しめます。
本物のジュエリーにこだわりたい方には22金がおすすめ。
22金はプラチナ900より純度が高く金属アレルギーが起きにくい素材なので、ステンレスや18金でもかゆくなってしまう方は試してみる価値ありです。
私はファーストピアス後、ステンレスのセカンドピアスにしたらホールが赤く腫れて痒くなってしまったんですが、思い切って22Kのピアスにしてみたら落ちつきました。
なので、高いけどシャフトまで22金のピアスはおすすめです。
(24Kの純金ピアスでも軸部分は18〜14K、というものがほとんどですが一番皮膚に触れるのは軸です)
ボディピアスの欠点は、普通の耳用ピアスよりも装着しにくいということ。
ボディピアスはキャッチ式ではなく「ネジ止め式」になっています。
小さなヘッドを持って、ネジをくるくる締めるのは結構大変です。
裏側がフラットになっているラブレットピアスは耳たぶの裏からピアスを通す必要があるので、一人でつけるのはなかなか難しく、最初は誰かに手伝ってもらうと良いかもしれません。
ボディピアスをつける時は、下にタオルを敷いておくと玉が落ちても転がりません。
手にフィットするシリコンの手袋をするとネジが滑らずとめやすかった、という声もあります。
ボディピアスは毎日付け替えるピアスではなく、つけっぱなしが基本のピアスなので取り外ししにくいのは仕方がないのです。
そのかわり、ネジをしっかり締めておけばキャッチと違いほとんど外れません。
ピアスキャッチなしで痛くないけれどサイズ選びは大事!
ボディピアスは耳たぶ用のファッションピアスよりも軸(シャフト)が太いですが、18G(ピアスのGゲージは、数字が小さいほど太いです)などファーストピアスと変わらない太さのものもたくさんあります。
・16Gの太さは約1.2mm
です。
0.8mmの細いピアスに慣れている方は、18Gでもきつく感じるかもしれませんので購入前によく確認してください。
また、ボディピアスはピアスの軸の長さ(内径)が耳たぶ用より長いことが多いので、選ぶ時は内径にも注意しましょう。
耳たぶピアスの内径は通常6mm。
耳たぶに厚みがある人で8mmくらいがジャストサイズです。
耳用のファッションピアスピアスはキャッチの位置を自由に調節できるのが普通ですが、ネジで決まった位置に固定するボディピアスは留め具をずらして長さを調節することができません。
スタッドタイプのピアスが耳たぶでグラグラしているのは見た目が良くありませんので、耳たぶの厚みにあったものを選ぶようにしてください。
ボディピアスは耳用に作られたファッションピアスより重いものも多いので、軽いものを選ぶのもポイントです。
まとめ
ずっとつけっぱなしにしても痛くないピアスを探している方にはシンプルなスタッドタイプの
ボディピアス
がおすすめです。
ネジ式なので最初は付け方に戸惑いますが、ストレートバーベル、ラブレットスタッドといったボディピアスは耳たぶにもつけやすく、サイズも18Gからあります。
ピアス素材もアレルギーを起こしにくい医療用ステンレスがメインです。
ボディピアスのシャフトの太さ(G)と長さ(内径)、重さに注意して選べば、快適につけっぱなしにできるお気に入りのピアスがきっと見つかりますよ!