40歳過ぎたら「体に良い油」を積極的に摂るべし!
と聞きますが、うちの夫はオリーブオイルが苦手。
オリーブオイルの代わりになるオイルをいろいろ試して、これならOK、と言ってくれたのがアボガドオイルでした。
世界的に評価の高いニュージーランドのアボガドオイル、オリバートとグローブについてレビューしたいと思います。
体に良い油(食用油)とは
2017年に亡くなられた日野原先生(100歳のお医者さん)がオリーブオイルを毎朝飲んでいたというのは有名な話。
体でつくれない不飽和脂肪酸を含むオリーブオイルは40歳過ぎたら積極的に摂りたい食品のひとつなのですが、うちの夫はオリーブオイルの香りが苦手。。。
特に体に良いエクストラバージンは全然ダメ!なんですよね〜。
夫はコレステロール値が少し高めなのでなんとか「いい油」を食べて欲しいのですが、、、、
オリーブオイルの代わりに、と話題のヘンプオイルなども試してみたのですが、これも「嫌い」と言われてしまいました。
あれこれ探しているうちに巡り合ったのが「アボガドオイル」。
夫がアボガド好きということもあり、やっと我が家にぴったりの「体に良い油」が見つかりました!
我が家で試してみたニュージーランド産アボガドオイルについてレビューしてみたいと思います。
ニュージーランドのアボガドオイル
アボガドというとメキシコのイメージでしたが、ニュージーランドのアボガドが一番栄養がある(他の国のアボガドと比較してビタミンB6と葉酸が多い)ということで、ニュージーランドのアボガドオイルを2種、購入してみました。
ニュージーランドのアボガドオイルはAvocado Oil NZ Limitedで毎年監査され、HACCP(食品安全プログラム)に基づいたSQF認証を受けているということで、その品質に定評があるんです。
ニュージーランド産アボカドオイルの味と香り
グローブのアボカドオイル Grove
グローブ(GROVE)は、ニュージーランドではアボカドオイル市場の85%、オーストラリアでは100%という圧倒的シェアを誇るアボカドオイル専門メーカー。
光や空気による酸化を防ぎ、作りたてのアボガドオイルの味わいが楽しめるよう工夫されたグローブのボトル。
アボカドの調達から熟成、加工、ボトリングまで全ての工程を一括して管理し、第三者機関による監査や承認も受けるなどして徹底的に品質の管理が行われているので「どのロットを購入してもハズレがない」と国内外の有名シェフからも支持されているブランドなんですって。
グローブのアボカドオイルは、ニュージーランド心臓財団からも「健康的なオイル」として認められています。
グローブは、ニュージーランドでアボカドオイルだけを作っているアボガドオイル一筋、の会社。
なので、使用するアボガドはミネラル豊富なベイ・オブ・プレンティ地方の良質な完熟のアボカドのみ、仕上げは一度の低温圧搾のみ、と素材と製法にかなりこだわりとプライドを持って作られているそうです!
グローブのアボガドオイルは、濃い緑色。
濃厚そうに見えますが、味は意外とあっさり、まろやかでフルーティーです。
アボガドの香りはしますが、オリーブオイルほど強い香りではなく、そのままサラダにかけてもそんなに気になりません。
オリバードのアボカドオイル Olivado
オリバード(Olivado)は、ニュージーランドのナチュラル・オーガニックオイル・ブランドです。
オリバート・ジャパンという日本代理店もあり、ココナッツオイル、マカダミアナッツオイル、アーモンドオイルなどアボガドオイル以外にも様々な商品を扱っています。
私が最初に買ったオリバード商品はアボガドオイルではなく瓶入りのココナッツオイルだったのですが、オリバートのココナッツオイルは他の会社のものより滑らかで使いやすかったので、オリバートは信頼できる!というイメージがあります。
ラベルのデザインに高級感があり、この細長いボトルがキッチンにあるとちょっと嬉しくなります。
こちらの「OLIVADO アボカドオイル エキストラバージン」は、なんと1本あたり20〜25個ものニュージーランド産アボガドが使用されているそう。
エキストラバージン=一番搾り100%、添加物も化学処理も一切なしの完全無添加オイルです。
オリバードのアボガドオイルは「ネイキッドシェフ」ジェイミー・オリバー氏をはじめとするプロシェフにも人気だそうです。
エキストラバージンアボガドオイルにローズマリーやレモン、バジル、チリをプラスしたフレーバーオイルもあるというのが、様々なオイルを扱っているオリバードらしいですね。
レモンフレーバーのアボガドオイルもサラダに使ってみたいなぁ。
オリバードのアボガドオイルは、グローブよりやや色が薄めかな。
臭いは特に違いはありません。
アボガド好きなら全く問題ないし、嫌いでもそんなに気にならないと思います。
私は最初、色が濃い方がいいのでは、と思ったのですが、今回改めて調べている時「アボガドは皮と種の周囲に毒性があり、オリバートではこの部分を丁寧に取り除いているので色が薄い」という記事をちらっと読んだんですよね。
もう一度チェックしようと探してもどうしてもその記事にたどり着けなかったので記憶違いかもしれないのですが、、、オリーブオイルだとエキストラバージン=濃厚、というイメージですが、アボガドオイルの場合は濃い緑よりも黄色っぽいものの方が良いーーーのかもしれません。
また、グローブとオリバートは、ボトルの高さも違います。
オリバードの方が背が高いです。
オリバートが約24cm、グローブが約22.5cmです。
幅もオリバートが5cm強、グローブが5cm弱と微妙に違います。
収納に困るほどの違いではないのでサイズの違いは特に問題にはならないと思いますが、どちらも250mlなのでコンパクトさを求めるならグローブかな。
ボトルといえば、注ぎ口もこんな感じでちょっと違います。
オリバートは注ぎ口が細くて使いやすい。
と言われているみたいですね。
でも、かといってグローブが使いにくいかというとそんなこともなく。
肝心の味は、オリバードとグローブでさほど違いを感じなかったので、我が家は現在オリバードとグローブどちらを選ぶかは「値段」で決めています!
レビューとしてはお粗末な結論で申し訳ないですが、食べ続けるには「値段」も大切ですよね。
セールになることもあるので、価格はしっかりチェックしています!
アボカドオイルの効果と効能
アボガドオイルは、
・オレイン酸(オメガ9)
・リノール酸(オメガ6)
・α‐リノレン酸(オメガ3)
・ルテイン
が豊富なので
・コレステロールを減らす
・関節炎の症状を軽減する
・歯周病の予防に役立つ
・肌を改善する
・活性酸素を中和する
といった効能が期待できると言われています。
また、ニンジンやほうれん草のサラダにアボカドオイルを加えると、カロチノイドの吸収を増やしてくれるそうです。
癖が少ないのでサラダに使いやすく、熱にも強いので加熱調理にも向きます。
(安い油ではないので、我が家ではアボガドオイルを炒め物や揚げ物には使えませんが!)
アボカドオイルの保存方法と賞味期限
良い油は冷蔵庫保存が良いと言いますが、アボカドオイルは、約10℃以下で保存すると白く固まります。
固まっても品質に問題はないのですが、香りが飛んで風味が悪くなるので保存は「直射日光が当たらない冷えすぎない場所」がベストだと言われています。
日本の夏はものすごく暑いので、真夏は冷蔵庫に入れた方がいいかもしれませんね。
固まっても冷蔵庫から出しておけば液状に戻ります。
アボカドオイルの賞味期限は未開封で半年から1年ですが、開封して空気に触れると酸化するので開封後は3ヵ月程度で使い切るのが望ましいとされています。
サラダにかけたりスムージーなど飲み物に混ぜたり、パンに塗ったりして期限内に食べ切りましょう。
アボガドオイルを料理に使う方法については こちら で紹介しています。
オリーブオイルの匂いが苦手、でも体にいいナチュラルオイルを取りたい!
そんな方はぜひ一度「アボガドオイル」を試してみて欲しいと思います。