ピアスホールって安定してからも臭いませんか?!
私はシンプルな金のピアスを付けっ放しにすることが多いのですが、外すと「おへそのゴマと同じような臭い」が気になり、ピアスを外して美容院でシャンプーするときなど「臭かったらどうしよう…」とドキドキしてしまいます。
外したピアス本体やピアスキャッチは洗えるけれど、ピアスホールは耳の表面は綺麗にできても穴の中は洗えないので、お風呂に入ってもシャワーしてもスッキリしませんよね。
くさいニオイの元になるピアスホールの「中」に溜まった汚れを取る方法って何かないの?とお悩みの方に、簡単にピアスホールのお手入れができるピアスクリーナー「ピアフロス」をご紹介します。
ピアスの臭い対処法におすすめ!ピアフロス
ピアスホールの消毒薬や消毒ジェル、ピアスを洗う洗剤はよく見かけますが、ピアスホールの中を綺麗にするものってあまり見かけませんよね。
私もつい最近まで耳たぶのピアスの穴をどうやって綺麗にしたら良いのか悩んでいましたが、ピアスホールはデンタルフロスのようなピアス用のフロスでお手入れ出来るんです。
これが、耳ピアス専用のフロスです。
ピンクと緑の容器には、それぞれハーブウォーターが入っています。
ピンクがローズウォーター、緑がミントウォーターです。
細長い方の容器には、お肌にやさしい和紙で作られたフロスが入っています。
ハーブウォーターに浸したフロスをゆっくりピアス穴に通すと、水をふくんで程よい太さになったフロスがピアスホールにフィットして汚れを吸着してくれ、気になる臭いもスッキリする、という仕組みです。
では、使い方を紹介していきますね。
◆細長い容器から、フロスを取り出します。
フロスの先端が緑色(ミントグリーン)にコーティングされているので、ここをつまんで持ってください。
◆コーティングされていない方を、ハーブウォーターに浸します。
ハーブウォーターに約5秒浸し、フロスが水をふくんで膨らんできたのを確認して水から取り出します。
◆ピアスの穴に、緑色(ミントグリーン)にコーティングされている先端(乾いている方)をゆっくり差し込みます。
この時、もしフロスが通りにくいようなら、一度自分のピアスを装着して「道」を作ると通りやすくなります。
もしも途中で引っかかってしまったら、差し込んだ方から引いて戻してください。
※どうしても通らない場合は、無理をせず使用を中止してくださいね。
◆耳たぶを押さえるようにして、反対側からフロスの先端をゆっくり抜きます。
フロスは必ず一方向にゆっくり引き抜くようにしてください。
デンタルフロスのようにホールの中をゴシゴシこする必要はありません。
ピアスの穴を傷つけてしまうので、前後にこするのは絶対やめましょう!
※フロスを引き抜いた際、フロスの汚れが耳たぶに付着することがあるので、耳たぶの前後が汚れていたら綺麗に拭いてください。
※ミントウォーターの代わりにマキロンなどの消毒薬を使うこともできます。
手順をまとめると、こんな感じです。
以下に当てはまる人は使用禁止です
・ピアスを開けて6ヶ月未満でピアスホールが未完成な状態の人
・ホールまたはホール周辺に傷、腫れ物、湿疹のある人
このような時は使用を中止してください
・使用中に痛み、かゆみ、刺激などの異常が発生した
・フロスの先端がピアスホールにスムーズに入らない(フロス先端の直径は0.6mmです)
使用する際、してはいけないこと
・一度使用したフロスをハーブウォーターに浸し直して再使用するのは禁止です。
・ピアスホールの洗浄以外に使用してはいけません。
・ピアスホールを傷つける恐れがあるので無理やり通さないでください。
・同じ理由で、途中でフロスを前後にしごくのはやめてください。
ピアスホールの白い汚れってなんなの?
ピアスホールの化膿や出血ではなく、きちんと完成したホールからでる白い汚れは、石鹸やシャンプーの残りカスと皮膚や汗が混ざった「皮脂汚れ」です。
いわゆる「垢」のようなものですが、放置していると嫌な臭い(稀に、ピアスのこの臭いが好きでクンクン嗅いでしまう、という人もいますが)だけでなく皮膚炎などのトラブルを招く原因にもなります。
ピアスホールクリーナーのおすすめ 紙以外
ピアフロスはお値段も手頃ですし、使い方も簡単です。
単品購入でななくまとめ買いすればより安く購入できますし、詰め替え用のフロスもあります。
耳の表面を洗っただけでは届かないピアスホールの汚れが綺麗になるだけでなく、ローズの優しい香りやミントの爽やかな香りで、ピアスホールの気になる臭いもスッキリします。
歯のデンタルフロスも使い出すとフロスしないなんてありえない!と思うようになりますが、耳のピアスフロスも使ってみるとスッキリするのが快感になります。
ただ、紙製のピアフロスはフロスをふやかして使用するので、ホールが細い(小さい)と人によっては「穴に通らない!」ということがあるようです。
そういう場合は、樹脂製スティックのピアスホールクリーナーを使ったほうがお手入れしやすいかもしれません。
紙製は紙の繊維で汚れを絡め取りますが、スティックは凸凹に汚れを引っ掛ける感じです。
毎日行う必要はないと思いますが、時々ピアス用フロスでホールをお掃除すると臭いが気にならなくなります。
スッキリ快適にお気に入りのピアスを楽しみましょう!