youtubeで見た「はるあんちゃん」の「ほったらかしパン」レシピにハマっています!
私は外側がバリッとしたハード系のパン(アーティザン・ブレッド)が大好きなので、このレシピを覚えてから「ほったらかしパン用のタッパー」を2個買って、交代で冷蔵庫にスタンバイさせているという状態です。
後ほど動画を貼らせていただきますが、はるあんちゃんのほったらかしパンは
・こねる時間は1分!ホームベーカリーがなくても簡単にお家でパンが作れる!
・材料は、強力粉、イースト、塩、砂糖、水、だけ!
と、パン作り初心者にもとっても簡単に作れるパンです。
でも、最初の頃は「膨らまない」「生焼けでベタベタ」「ふわふわしない」などなど、失敗してしまうこともありました。
はるあんちゃんの動画のコメント欄でも同じような悩みを見かけますので、私が作ってみて気がついた
上手にほったらかしパンを焼くコツ
を、今回ブログで紹介してみたいと思います。
ほったらかしパンが膨らまない・発酵しないのはイーストに原因あり?!
まず、動画では1gになっているドライイーストですが、コメント欄ではるあんちゃんが
1gで膨らまない人は2gに増量してみてください
と言っています。
1gで作っていた人は、量を増やしてみるといいでしょう。
私は生イーストを使用しているので、4〜5g入れています!
*生イーストは「ドライイーストの倍量入れればOKだよ」とパティシエの友達が分けてくれたのですが、生イーストで作るとよりパンがおいしくなるように思いますので、もし手に入るようでしたらぜひ、生イーストでも作ってみて下さい。
小分けにして冷凍保存すると便利です。
また、ほったらかしパンが、というか「パンが膨らまない原因」には
イーストが古い
という場合がよくあるそうです。
冷蔵庫や冷凍庫に入れず常温でほったらかしていたようなイーストや、賞味期限切れのイーストは買い換えることをおすすめします。
イーストの働きは塩で抑えられ、砂糖で促進する!
パンの材料を混ぜる時「塩はイーストの遠くに、砂糖はイーストの近くに」投入するのが基本だそうです、
ドライイーストの上に思い切り「塩」を振りかけていた!
という方は、塩はやめて砂糖をふりかけるようにすると、イーストがしっかり働くようになるかも!
お水を冷水から「ぬるま湯」に変更する
イーストは暖かいほどよく働きます。
はるあんちゃんレシピでは「水」になっていますが、水ではなく「ぬるま湯」にするとパンの膨らみが良くなりますよ!
「熱湯」だと逆にイーストが死んでしまうので、ほんのりと暖かい「ぬるま湯」というのがコツです!
冷蔵庫に入れていた「冷水」でパン作りしていた方は、案外これでパンが膨らまない問題があっさり解決しちゃうかも♪
温度、地味に重要なのでこれはぜひ試してみて下さい。
ほったらかしパンは時間をかけるのが大事!
ほったらかしパンは混ぜて1分こねるだけですが、こねてから冷蔵庫で8時間、パンチして冷蔵庫に戻して12時間、さらに常温で2時間、、、ととにかく時間がいっぱいかかります。
この時は8時間でこのくらい
12時間でこんな感じになりました〜
冷蔵庫に入れていたパン生地が、動画のように気泡いっぱい状態に膨らんでいること。
そして、形を整えて粉を振り常温においてからも、2倍に膨れるまで時間をかけること。
ここは外せないポイントだと思います。
常温に出した時がこんな感じ
寒かったからか、2時間経ってもこうだったのでもっと置いておいた方が良かったかも
はるあんちゃんも「冷蔵庫を見たらいつか、”膨らんでる!”っていう時がくる」と言っていましたが、その時までじっくりと待ちましょう〜。
包丁でクープを入れてオリーブオイルをたらしたところ
焼き上がりです。クープちょっと浅かった〜
中身もちょっともちもち気味…この時はやっぱり発酵が足りなかったみたい
パン作り上級者さんは、パン生地を叩いたり引き延ばしたりして様子を見ながらパンの食感を調整しているそうですが、ほったらかしパンは冷蔵庫で長時間放置して「自然に美味しくなる」のを待つパンなので、生地の見極めは不要。
また、冷蔵庫で一晩以上かけてゆっくり発酵させる「オーバーナイト発酵」なので、暖かいところで発酵させる普通のパンと違い膨らみすぎて「過発酵」になる失敗も少ないです。
*過発酵、というのはパン生地がものすごく膨らんでしまったあげくしぼんでしまい、イーストがアルコール臭くなってしまう状態で、こうなると焼いても膨らまず、薄く伸ばしてピザ生地にするのが精一杯なんですって。
普通にこねて発酵させるパンだと、1時間余計に置いてしまっただけで過発酵になってしまったりしますが、冷蔵庫で長時間発酵させるパンだとこうした失敗がほとんどありません。
ただ待つだけで美味しいパンができる。
その代わり時間がかかるので、作ったその日にすぐ食べる、というわけにはいきませんが「失敗なく出来る」というのは何よりありがたいですよね。
オーブンの余熱はしっかりと!
膨らまないだけではなく、ほったらかしパンがふわふわにならずにかたい、外側が焦げるのに中身がベタベタの生焼け、という場合は、オーブンの余熱が不十分な状態でパンを焼いていませんか?
何も入れない状態で、ただオーブンを設定温度まで温める「余熱」を(電気代がもったいない)と早め早めに切り上げたくなるのはオーブン調理初心者にありがちですが「オーブンがきちんと暖まっている」というのはパンやお菓子作りのとても大切なポイントです。
熱いところに入れるからこそ、うまく焼けるんですね。
私もケチ主婦&食いしん坊なので最初は「余熱」が待ちきれずにオーブンにパンを投入していたのですが、余熱不十分だと結局失敗して時間も材料費も無駄にしてしまいますねーーー。
外はパリッと中はふわふわ、の美味しいパンにするためには
冷蔵庫内でしっかり膨らむまで待つ
プラス
オーブンがしっかり温まるまで待つ
も必要です。
ちなみに、うちのオーブンにはスチーム機能はありません。
スチーム機能がないけどスチームかけてみたい場合は、パンをオーブンに入れる時耐熱容器にお湯を入れて一緒に入れるといいそうなので、そのうちはるあんちゃんおすすめのスチームも試してみたいです。
この記事の最初の画像のパンを切ったところ♪私はこのくらいが好みです^^
最後になりましたが、はるあんちゃんのほったらかしパン動画を掲載します。
強力粉300gで作るこの量がほんとちょうど良くて、みたら絶対作りたくなりますよ〜。
はるあんちゃん可愛くて癒されます♪
まめりんご的ほったらかしパンのコツまとめ
はるあんちゃんのほったらかしパンを作る時、私が気をつけているのはこの6つ!
・イーストの鮮度
・イーストのそばに砂糖
・ぬるま湯
・膨らむまでじっくり時間をかける
・オーブンはしっかり余熱する
はるあんちゃんの動画をよくみて、話をよく聞いてトライすれば誰でも美味しいパンが焼けると思います。
一度トライして失敗しちゃった方も、ぜひもう一度挑戦してみて下さいね!