夏の結婚式のお花って難しいですよね。夏の花、と聞いて
誰もが思い浮かべるのは「ひまわり」だと思います。
夏らしさを感じるだけでなく、室内でも日差しは強い夏に
くっきりした黄色はとても映えますし、ティーブルコーディネイトに
使われるものは大きいひまわりと違ってモダンでチープさもなく、
サマーウエディングの装花にはとてもおすすめ。
ただ、姫ヒマワリなどの装花に使われる種類は、
実は真夏(8月)にはもう手に入らないのです。
夏の花といっても、6月、7月、8月、9月で
旬のお花の種類は違います。盛夏8月の結婚式装花に
おすすめの花をご紹介します。
夏の結婚式で使える花には何がある?
暑い夏はお花も傷みやすいです。
結婚式場やフローリストさんは暑さに強いお花について
詳しいはずですから、まずはプロの意見を聞いてみましょう。
春から秋までオールシーズン手に入る花には、
カーネーション、トルコキキョウ、ガーベラがあります。
カーネーションは、小さな花からバラのように豪華な花まで
種類が多く、カラーも豊富。
トルコキキョウは柔らかな花びらがふんわり優しく、
夏の結婚式の人気カラーであるグリーンも選べます。
ガーベラの花はひまわりのようにインパクトがありますね。
旬は5月ですが、初夏(6月)ならば、アジサイも使えます。
ブルーや紫の紫陽花はジューンブライドに人気の装花です。
6月中旬くらいまでなら、シャクヤクも素敵です。
8月のウエディングの花はこれがおすすめ
8月、盛夏のさなかのお花といえば、グラジオラスです。
高さがあるお花なので、シャープでモダンな印象になります。
また、真夏らしいフラワーアレンジに欠かせないのが
デンファレ、クルクマ、アンスリュームといった南国の花。
ビビッドなカラーが多く夏の日差しによく映えます。
真夏に旬を迎える生花は、このようにどうしても
南国トロピカル系が多くなりますので、
白、グリーン、ブルーといった寒色系で涼しいイメージに
したい場合は、造花(アーティフィシャルフラワー)を
利用するという方法もあります。
高砂にだけ造花を使い、ゲストテーブルには生花を置く、
と使い分ければ、造花だと気づかれることもないでしょう。
造花の他、涼しげなビー玉などを利用して結婚式の装花に
ボリュームを出す節約技も夏におすすめです。
結婚式にひまわり装花が使える時期はいつ?
「ひまわり畑」が見頃になるのは確かに8月ですが、
結婚式で使うアレンジメント用に室内栽培されたひまわりは、
実は梅雨明けとともに旬が終了してしまいます。
フラワーアレンジメント、テーブルコーディネート 用の
ひまわりの旬は、6〜7月となります。
8月の結婚式はひまわりを使うには残念ながらちょっと遅いのです。
まとめ
8月に咲く花、といえば誰もが最初に思い浮かべる
「ひまわり」が8月の結婚式に使えないなんてとても意外ですが、
そういえばひまわりドレス&ひまわり装花で有名な
長友選手と平愛梨さんの結婚披露宴も6月でしたね。
結婚式でどうしてもひまわり装花を使いたい場合は、
サマーウエディングよりジューンブライドを選ぶ方が確実です。