青森のねぶた(NEBUTA)には
ねぷた(NEPUTA)たちねぶた(TACHI-NEPUTA)
など、いくつもの種類があります。
ねぶた祭りは基本的に日程が重なっているので
全部見る!のは不可能ではないにしても
なかなか大変ですよね。そこで
青森で一番おすすめのねぶたはどれ?!
ということになるのですが、
各地のねぶたにはそれぞれに良さがあり、
どこのねぶたが良いか、というのは
見てみないわからない、としか言えません。
そこで、有名な青森、弘前(ひろさき)、大湊(おおみなと)、
五所川原(ごしょがわら)の4つのネブタ動画を
集めてみました。ぜひ実際の雰囲気を見て
「これの実物をぜひ見たい!」
という好みのねぶたを見つけてください。
青森のねぶた動画 Aomori Nebuta festival
【重要無形民俗文化財 Important intangible cultural asset】
開催場所:青森県青森市
日程:8月2日から7日まで
掛け声:ラッセーラッセーラッセラー
踊り手:ハネト
青森のねぶた、と言って誰もが
思い浮かべるのが青森市のねぶたです。
エネルギッシュでパワフルな
熱い祭りは毎年県外から駆けつける
ファンも多く、混雑もすごい!
日本を代表する熱気あふれるお祭りです。
動画からもそのエネルギーが伝わってきますよね。
Aomori Nebuta festival
大湊のねぷた動画 Ohminato neputa Festival
開催場所:青森県むつ市大湊地区
日程:8月最初の金・土・日
掛け声:なし
踊り手:流し踊り
下北地方随一の100年以上の
歴史を持つネブタ祭りです。
青森のねぶたはショー化されている
というか、なんでもありで豪華です。
大湊のねぶたは町内会や職場主体なので、
派手さはなく、こじんまりしていますが
そのぶん、素朴で暖かな雰囲気です。
動画でハネトとはまた違う、優雅な
「盆唄の流し踊り」と太鼓と篠笛のお囃子
をお楽しみください。
Ohminato neputa Festival
弘前のねぷた動画 Hirosaki neputa Festival
【重要無形民俗文化財 Important intangible cultural asset】
開催場所:青森県弘前市
日程:8月1日から7日
掛け声:ヤーヤドー
踊り手:なし
扇の形のねぷたが特徴の弘前のねぷたですが、
青森のような人形ねぶたなども登場します。
扇形は、津軽藩の藩祖・津軽為信公の幼名が
「扇」であったことと、末広がりおでめでたい、
という理由だとか。(扇型は立体的なねぶたより
手間とお金がかからないから、という説もあります)
大きなねぷた絵は、立体のねぶたとはまた違う
迫力があり、裏側に描かれた送り絵も優美です。
動画でも可愛い子供の「ヤーヤドー」が聞こえますが、
この子供の掛け声が、とてもいいんですよね。
ヤーヤドーの意味は、ねぶた歌の
「ねぷたは流れろ 豆の葉はとまれ いやいやいやよ」
が語源という説と、「ねぷた喧嘩」の「ヤァ!ヤァ!」
という怒声から、という説があります。
Hirosaki neputa Festival
五所川原のねぷた動画 Goshogawara Tachineputa Festival
開催場所:青森県五所川原市
日程:8月4日から8月8日
掛け声:ヤッテマレ!ヤッテマレ!
踊り手:なし
ねぷたの漢字は「佞武多」なんですね。
五所川原立佞武多は、青森、弘前と並ぶ
「青森三大ねぷた」です。
五所川原のねぷたの特徴は、何と言っても
高さ20m超の巨大「たちねぷた」!
明治時代に豪商、大地主が力と象徴として
「近隣の町村からも見える」ほどの巨大ねぷたを
作成した、という歴史があったのですが、当時の
設計図や写真は、戦後長らく消失していました。
しかし、1993年に当時の設計図と写真が発見され、
「たちねぷた復元の会」により1998年、
80年ぶりの復活を果たします。
この「たちねぶた」は本当に大きくて、
7階建てのビルくらいの高さがあり、
こんな大きなものがよく動かせるなぁ!
と感心させられます。
巨大なたちねぶたが出てくる様子は
まるでロボのようだ、とワクワクする人も多く、
本当に「ガンダム」が作られたことも!
動画でその大きさを実感してください。
Goshogawara Tachineputa Festival
まとめ
青森ねぶた祭、大湊ネブタ祭り、
弘前ねぷた祭り、五所川原立佞武多祭り、
4つのねぶた(ねぷた)の動画をご紹介しました。
ねぶた、ねぷた、たちねぷた、には、それぞれ
違いがありますが、どの地方のねぶたも
独特の魅力にあふれていますよね。
実際のねぶたは、写真や動画とは比較にならない
迫力と美しさです。ぜひ青森で本物をご覧ください!