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お月見にすすきの花を飾る意味は?中秋の名月のお供えの由来

投稿日:2018年6月11日 更新日:

旧暦8月15日は十五夜、お月見ですね。

月見 ススキ

お月様の満ち欠けとは関係ない、現在のカレンダーでは
十五夜は9月になったり10月になったりするので
毎年日付を確認しなければならない行事ですが、

中秋の名月を愛で、秋の収穫に感謝する
習慣は、ずっと大切にしたいですよね。

月見に欠かせない「ススキ」について
十五夜にすすきを飾る意味と由来、

そして、ススキが手に入らないときに
代わりにお供えしたい秋の花について、
詳しくお伝えします。

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お月見ですすきを飾る意味とは

月見のお供えに欠かせないススキ

この時期のお月様を「中秋の名月」と言いますが、
中秋とは旧暦(陰暦)8月15日のことです。

今年の十五夜はいつ?

旧暦8月15日は、今のカレンダーでいう
9月7日〜10月7日にあたります。

旧暦は月の満ち欠けによる暦なので、
旧暦8月15日=新暦9月15日、にはならないからです。

2030年までの「十五夜」の日程は以下の通りです。

2018年 9月24日
2019年 9月13日
2020年 10月1日
2021年 9月21日
2022年 9月10日
2023年 9月29日
2024年 9月17日
2025年 10月6日
2026年 9月25日
2027年 9月15日
2028年 10月3日
2029年 9月22日
2030年 9月12日

お月見は中国から伝わった行事だと言われていますが、
日本でもかなり古くから月を鑑賞する習慣がありました。

昔は月の満ち欠けを暦として利用していたので、
収穫の時期などを教えてくれるお月様は、
昔の人にとってとても大切な存在だったはず。

天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神
月讀尊(つきよみのみこと)は月の神様ですし、
平安時代に書かれた「竹取物語」でも、
月は地上より神聖な場所とされていますよね。

日本の月見の習慣には、秋の美しい月を楽しむだけでなく
神様に収穫を感謝し豊作を願う、という意味があります。

十五夜の別名が「芋名月」なのは、
ちょうどこの時期が里芋の収穫の時期だからです。

お月見にススキを飾る理由「豊作祈願」

9月はちょうど、ススキが見頃になる季節です。
黄金色に輝く秋のススキは、とても綺麗ですよね。

ススキはとても繁殖力の強い丈夫な植物です。
また、ススキの穂は、まるで稲のように見えます。

十五夜にススキをお供えするのは、

まだ稲の刈り入れには早い時期なので、
稲をお供えする代わりに稲穂にみたてて飾る

からだと言われていますが、稲の収穫を控え
月の神様に豊作を祈願する、という意味で
ふさふさと茂るススキをお供えするように
なったのではないでしょうか。

なお、旧暦9月13日今のカレンダーでいう
10月5日〜11月4日にあたる「十三夜」にも
豆や栗を供えてお月見する習慣があります。

十三夜も、月見だんごと秋の草花を
お月様にお供えします。

十五夜と十三夜は両方見るのが良い
(片方だけ見るのは縁起が悪い)

と言われていますし、十三夜は十五夜よりも
「晴れ」の確立が高く、お月様を鑑賞する
にはとても良い時期なので、今年はぜひ

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十五夜の次の満月

中秋の名月の「後の月」である十三夜にも
にも注目してみてくださいね。

十三夜の日程こちら で紹介しています。

ススキがない時は月見に飾る秋の七草の花を

その辺でいくらでもススキが手に入る、
という地域も多いと思いますが、都市部では
お月見にススキをお供えしたいけれど、
ススキがない、ということもあるかと思います。

ススキの造花、なんていうのもあるのですが、
最近、秋が近づくとハロウィングッズばかり目立って
お月見グッズって見つけにくいんですよね。

ススキは別名「尾花(おばな)」といい、
「秋の七草」のひとつです。

秋の七草とは、

・女郎花(おみなえし)
・桔梗(ききょう)
・撫子(なでしこ)
・藤袴(ふじばかま)
・葛(くず)
・萩(はぎ)

そして、尾花(すすき)です。

これらの「秋の七草」のお月見のお供えとして
飾られるものなので、ススキが見つからないときは、
上記の七草から、代わりのものを探してみては
いかがでしょうか。

桔梗(ききょう)撫子(なでしこ)なら、
お花屋さんで購入できると思います。

萩の花は月の神様のお箸

秋の七草の中でも、特に萩(はぎ)は、
月見でススキとともによく飾られる花です。

秋の七草 萩

萩には邪気を祓う魔除けの植物で、
平安時代にも「萩の枝で作った箸」で
里芋に穴を開け、そこから月を覗いた
という記録もあります。

萩って草じゃないの?お箸なんて作れるの?
と思いますが、冬枯れの萩の枝は固く
まっすぐで、箸にちょうど良いのです。

月見にススキとともに萩の花を飾るのは
神様がお供えをいただくための箸になるから、
という説もあるので、もし萩の花が
手に入るようなら、ぜひ飾ってくださいね。

秋のフラワーアレンジでは、これらの
秋の花とお月様にみたてたまん丸な花、
ピンポン菊、ダリアとの組み合わせも人気です。

お月見にススキをお供えするもうひとつの由来

最初に、月見のススキは稲の見立て、
と書きましたが、ススキも萩と同じく
魔除け」になるとされてきた植物です。

お月見にススキを飾る理由「神の依り代」

月見にススキを立てるのは、月の神様
月讀尊(つきよみのみこと)が降臨する際の
神の依り代(よりしろ)になるから、

という説があります。

依り代とは、神霊がよりつくもの。

月の神様の依り代は本来は稲なのですが、
稲穂の見立てとしてススキを依り代として飾ります。

また、ススキの鋭い切り口は「魔除け」に
なるとも信じられていて、ススキを飾ることで
収穫物を守るという意味もあったようです。

月見に飾ったススキを軒先に吊るすと
病気をしない、という地方もあります。

お月見以外に、沖縄にもススキの葉を
魔除けに使う習慣があります。

まとめ

お月見にススキを飾るのは、

・豊作祈願として稲穂の代わりに飾る
・やはり稲穂の代わりに、月の神様の依り代
 として飾る
・収穫物を護る魔除けとして飾る

という3つの理由があります。

ススキが身近にない場合は、
ススキの代わりに秋の七草を十五夜の
お供えに飾りましょう。

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